日本の貿易赤字が過去最大、「双子の赤字」リスクが円安要因に

日本の財務省が25日発表した1月の貿易統計（速報）は輸出から輸入を差し引いたネット収支が-9526億円のマイナスとなり、4カ月連続の赤字となった。赤字幅は統計開始の1979年以来、過去最大となっている。

輸出の急減が影響しており、為替相場では輸出企業による外貨売り・円転の規模減少を通じて外貨高・円安要因となる。
しかも日本の経常収支は、最新12月に+1245億円と前年比-92.1％も黒字幅が縮小。海外の利子収入や株式配当などを示す所得収支も、前年比-27.8％減の+7242億円となって黒字が急縮小している。
その中で1月の貿易赤字は-1兆円に迫っており、1月以降の経常収支は赤字化の可能性が現実化してきた。すでに日本は巨額な財政赤字を抱えており、米国に続く「双子の赤字」転落リスクが中長期スパンでの円安要因として注視されている。

双子の赤字は確実ですね。でも先進国はどこもこうなるのはすでに織り込んでいる気はしますが・・・。中国も双子の赤字になるような事態まで恐慌が進むかどうかが注目ですね。

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